さて今日は大屋窯の陶器をご紹介します。
萩焼
大
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backも可愛い
富士山にも見える所がなんとも言えない
中
萩の七化け
茶陶として誉れ高い萩焼には「萩の七化け」という言葉があります。
これは萩焼の器を長年使い込むうちに、貫入を通してお茶などが器に染み込み、色合いが変化して微妙な味わいを増してくることをいいます。
登り窯で比較的低温でゆっくり焼いた萩焼は、焼き締めが弱くてやわらかく、吸水性に富んでいます。貫入は土と釉薬の収縮率の違いで生じますが、これらにより使い込むうちに「侘」(わび)、「寂」(さび)に通じる風情が見られるようになります。
古来、茶人の間では「一楽、二萩、三唐津」と言われるほどに萩焼は珍重されるものでした。七化けに思いをはせながら、萩焼をお楽しみください。
萩焼を使うときの注意点
ざんぐりとした土味を特徴とする萩焼は、胎土に透水性があり、器表の貫入から茶液が浸み込みやすく、使用しているうちに釉調が変化してくることがあります。これを萩の七化けともよびますが、手入れを怠るとカビが生じたりもします。
使う前
半日くらい水にひたして、その後十分に乾燥させてから使うと、長く使うことができるといわれています。
また貫入のある器は、使う前に十分吸水させることで、料理の水分や油分が浸み込むことを防ぎます。
胎土の性質から、初めて使うときには、水分が浸み出してくることがあります。しばらく使用しても止まらないときは、濃茶や重湯(おもゆ)を入れて一日くらい置いておくとよいといわれています。
しまうとき
使用後は手でよく水洗いし、ふきんで拭いたあと、自然の状態で十分に乾燥させてから収納してください。
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calm Lanka
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